ミツイワは創立50年余となります。企業が50年続くということは、50年来の友人を持つことよりも難しく思います。世代を超えて襷を繋げてきた多くの大先輩方に感謝しております。更に長く存続・成長することに寄与できる人と組織でありたいです。個人的な観点からすると、自分の子供たちがわたしの仕事や会社に魅力を持ってもらえるようになりたいです。今後の弊社の発展に携わっていくためには、今できる営業力強化だけではなく将来を見通した人としての育成も担っていきたいです。わたしは現在、営業本部の中で知識とモチベーションを向上させるワーキンググループに参画しております。営業の意見を集約し、全社的な教育や効率化のプロジェクトに発信できるよう努めています。変化の早い市場に対し、例えばＡＩなど新たな分野に自分が率先して取組み、デジタル社会の方向性やリスクまたはルールに関する広いテーマの議論をリードする役割になれるよう活動しています。

初めて担当したお客さまで、連日多数のサーバの故障が発生。サポート事業部にかけあい早急に対応チームを組んでもらい監視ツールやセンサーを入れても原因が分からず。故障の予兆を携帯電話にメッセージを送信するプログラムを作成して夜中でも電話が鳴れば対応という生活をしており、ついにお客さまのマシンルームに泊り込んで、障害が発生したら業務復旧、調査ログ取得、修理など手配を行い、どうにか原因の被疑箇所を特定。あとはサポートに任せて１週間ぶりの土曜に自宅へ帰りサーフィンに行き、なんと海に入る直前に再発の連絡。そのまま戻り対応に当たりました。その後、原因が分かり解決しました。若手で知識も乏しかった中で、自分が営業として出来ることに精一杯あたったことをお客さまも関係者も認めてくれて、その後の良好な関係につなげることが出来た機会でした。今ではありえない20年近く前の話ですが、当時の関係者は今でもたまに話のネタにしてくれます。