ホームお知らせプレスリリースミツイワ、ネットワンパートナーズと共同で Cisco Umbrella自動化ソリューションを開発

お知らせ

ミツイワからのお知らせをご案内します。

ミツイワ、ネットワンパートナーズと共同で Cisco Umbrella自動化ソリューションを開発

ミツイワ

 

ネットワンパートナーズ

 

報道関係各位



ミツイワ、ネットワンパートナーズと共同で

Cisco Umbrella自動化ソリューションを開発


~ 次世代SOCを実現するネットワークセキュリティソリューション ~


ミツイワ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:高橋 洋喜、以下:ミツイワ)とネットワンパートナーズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:田中 拓也、以下:ネットワンパートナーズ)は、シスコシステムズ合同会社が展開する、ネットワークの最前線でインターネット上の脅威を防御するセキュア インターネットゲートウェイとなる「Cisco Umbrella」のセキュリティポリシーの設定を自動化するソリューションを共同開発いたしました。



背景と目的

サイバーセキュリティの脅威が高まる中、高度なセキュリティ対策の必要性が高まっている一方で、IT人材不足によるIT運用業務の効率化・省力化も求められています。


こうした背景のなかで、ミツイワとネットワンパートナーズは、安全な企業経営を支える次世代のセキュリティオペレーションの提供を目指し、協議を重ねてまいりました。今回の自動化ソリューションは、次世代セキュリティオペレーション実現の第一歩として、今までITシステム部門の担当者が手作業で行っていた Cisco Umbrella の定型の設定作業を、ミツイワが Vantiq(※)を使って開発した「マンマシン・コラボレーションアダプター」を活用することによって自動化します。IT人材の業務量を軽減し、より生産性の高いタスクに注力できるようにします。


今回の協業にあたっては、Cisco Umbrella 及び マンマシン・コラボレーションアダプターのAPI活用事例として2種類のケースをもとにプログラムを開発しました。



ケース1 申請(ワークフロー)をもとにした自動化

業務システムで行われる手作業の申請入力・承認処理をトリガーとして、APIを利用して Cisco Umbrella のポリシー設定を自動化します。オンデマンドで発生する申請に対して即時にポリシーの適用を行うことができます。

図1ケース1フロー

 

図1ケース1フロー

このケース1では、申請・承認を電子的に行う"ワークフローシステム"のAPIを活用する前提でプログラムを開発しています。

このソリューションは以下のようなケースで活用できます。

  • 客先訪問・展示会等での製品デモのため、通常ポリシーでは禁止されているアプリケーションの利用・Webサイトへのアクセスを一時的に許可する
  • 社員の勤務開始・終了の申請に合わせて BYOD PC の Cisco Umbrella ポリシーを変更してWeb閲覧可能なカテゴリを変える
  • 派遣社員の就業日時に合わせてその派遣社員に貸し出す共用PCの Cisco Umbrella ポリシーを変更する

ITシステム部門の担当者がこれまで手動で行っていた作業を自動化することで工数の削減に寄与するとともに、ヒューマンエラーも削減することができます。また、申請承認後すぐに自動でポリシーの適用が行われるため、よりスピーディなビジネスの推進に貢献します。



ケース2 Open API 連携による自動化

公開されている Open API やセキュリティ製品の通知をトリガーとして、API を利用して Cisco Umbrella のポリシー設定を自動化します。災害時など不定期に発生する事象に対しても即時のポリシー適用を行うことができます。

図2ケース2フロー

 

図2ケース2フロー

このケース2では、誰がどこにいるかを示すユーザの位置情報と、誰がどの端末を使っているかを示す Umbrella Identity データベースが存在することを前提にプログラムを開発しています。

このソリューションは以下のようなケースで活用できます。

  • 地震などの災害発生時、発生地域にいる社員が、普段は使用を禁止されている SNS への投稿を許可する
  • 災害時に社給のデバイスを使用できない社員に BYOD の使用を許可する
  • セキュリティ製品が脅威を検出した際、関連する全従業員に対して、迅速にインターネットアクセスの制限を適用する

トリガーの条件に合致すればすぐにポリシー適用が行われるため、緊急時の対応に優れています。



今後の展望

ミツイワは本プロジェクトで培ったネットワンパートナーズとの協力体制をもとに、販売パートナー様が Cisco Umbrella を様々なシーンでご活用いただけるよう、ソリューションを提供してまいります。



Cisco Umbrellaについて

Cisco Umbrella は、DNS の技術を使ったクラウド型のインターネットセキュリティです。マルウェアの動作をさまざまなステップでブロックして端末を保護、ユーザがどこにいても安全なインターネット通信を提供します。Cisco Umbrella の詳細については https://www.netone-pa.co.jp/solution/security/cisco-umbrella/ をご覧ください。



マンマシン・コラボレーションアダプターについて

ミツイワが Vantiq(※)を使い開発した、人とマシンの協業を実現するソリューションです。人とマシンの協業において、災害などの緊急事態が発生する、人が通常とは異なる作業を行う、マシンにエラーが起きる等、イレギュラー対応が求められるケースに対応できる仕組みを作るのに役立ちます。
Vantiq はデータ活用/スピード・アジリティ/社会・全体最適を実現できる、システム開発実行プラットフォームです。


このニュースリリースに応じて、シスコシステムズ合同会社様からエンドースメントを頂戴致しましたので、ここにご紹介させていただきます。


■シスコシステムズ合同会社 執行役員 セキュリティ事業担当 石原 洋平氏

昨今、企業や組織において、クラウド環境の活用に伴う信頼性向上と安全性の確保が重要な課題となっています。また、セキュリティ人材の不足もあり、業務の遅延を最小限に抑えつつ、ユーザ中心のセキュリティ運用の確立も急務となっています。 シスコのエコシステムパートナー(*)であるミツイワ様の“Vantiq”のアプリケーション開発技術を用いたセキュリティ運用自動化サービスと、国内屈指のシスコ製品販売網を有するネットワンパートナーズ様との協業を通じて、お客様のセキュリティ脅威対策の実現に大きく貢献できること期待しております。

*シスコ エコシステムパートナー
https://www.cisco.com/c/m/ja_jp/solutions/partner-ecosystem/solution-catalog/mitsuiwa-corporation.html?dtid=osscdc000283

 


<ネットワンパートナーズ株式会社 会社概要>

代表取締役社長  田中 拓也
所在地 〒100-7002 東京都千代田区丸の内二丁目7番2号 JPタワー
設立 2008年11月
資本金 400,000,000円
業務内容 ネットワークインテグレーション事業
URL https://www.netone-pa.co.jp/

 

インターネットからのお問い合わせ
総合窓口へのお問い合わせ