RIPS(Robot system Integration Process Standard)

RIPS=ロボットシステム インテグレーション 導入プロセス標準とは、ロボットシステムの導入において、最適な手順でシステム導入できる工程管理の手法を指します。

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ロボットシステム インテグレーション 導入プロセス標準

これまでは、工場の自動化を行なう際、ロボットシステムの導入において標準的な構築プロセスを管理する手法が存在しませんでした。RIPSを採用することで、作業工程(プロセス)を定義し、各作業工程(プロセス)での作業内容(成果物)を明確にすることにより、作業工程(プロセス)ごとにお客様と確認作業を行ない、作業状況・仕様内容について合意を得ながら作業を進捗することができるようになり、工場へのロボットシステムのスムーズな構築・導入を図ることができます。
今まで、こんなことに困ったことはありませんか?
  • 顧客は、やりたいことや目的は明確だが、解決策が提示できない。
    それにより、仕様定義(要求仕様)が曖昧なまま、作業が進んでしまう。
  • システムが形になってきてから、認識の齟齬が発生していたことに気付く。
  • 認識の齟齬により、作業の手戻りが発生し、費用と工期が圧迫。
    しかも、追加費用の交渉もすることができず、全ての負担を背負うことになる。

それを全て解決できるのがRIPSです!

1 ドキュメント・ツールの活用
顧客の目的に対し、顧客が理解しやすいドキュメントやツールを活用して、要件・作業範囲・スケジュール・コスト等を明確にする。
2 プロセス・工程の管理
顧客と正確にコミュニケーションが取れ、齟齬なく効率的にSI業務を進める。また、工程毎の作業内容と完了基準及び担当を明確にして、 進捗を見える化する事でリスクを共有し、問題発生時に速やかに対処できるようにする。
3 リスク軽減と分割検収
工程毎の完了基準を明確にして、工程毎の検証を行うことを考える。それにより、認識の齟齬に対応する際の費用交渉のベースとなる。更に分割検収を 行うことで、インテグレータの資金負担軽減も見込まれる。また、要素技術検証も作業内容と成果物を明確にして、別途有償にて作業することを考える。
※RIPSでは、①仕様定義 ②機械設計/購入品 ③製造/テスト の3段階で検収を行うことを想定。
その他にも・・・
仕様変更、リスクアセスメント、セキュリティ、保証についての考え方も定義している。
全体を通して、顧客とインテグレータ、相互にメリットがある仕組みとなっている。

想定ユーザー

ロボットシステム未導入のユーザーを想定。
中でも、中小製造業及び三品産業。

プロセス体系

①引合 → ②企画構想 → ③仕様定義→ ④基本設計 → ⑤詳細設計 → ⑥製造 → ⑦出荷前テスト → ⑧総合テスト → ⑨ユーザーテスト
プロセスの考え方
Wモデル型プロセス説明図

RIPS適用支援メニュー

No. 支援体系 RIPS概要 適用方法 実案件支援 概要
1 RIPS概要セミナー(無償講演) × × 集合形式(1~2h程度)
2 RIPS適用ワークショップ × 集合形式(1日)
個別相談あり
3 SIer向けコンサル契約(月額固定) オンサイト0.5日×2回
+TEL・メール10回程度
4 スポット対応 プロジェクト毎
5 PMO(プロジェクト管理支援) プロジェクト外部監査
6 PM(プロジェクト全体管理) プロジェクト内部管理
作業概要
  • RIPS概要 ・・・ RIPSの考え方・ドキュメント体系について説明
  • 適用方法 ・・・ ドキュメント作成要領の説明(主要ドキュメントサンプル提示)・事例紹介。セミナーではワークショップも実施
  • 実案件支援 ・・・ 実案件での具体的な適用支援(全ドキュメントサンプル提示)
  • 各コースの費用については、別途お問い合わせください。

◆ 参考:経済産業省ウェブサイト「ロボットシステムインテグレータ(ロボットSIer)のスキル標準・プロセス標準をとりまとめました」

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    ■RIPSについての問い合わせ

    担当部門:スマートファクトリー推進部
    電話:(03) 3407-2183(部門直通)






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