三井農林株式会社様 REPORT DESIGNER導入事例

導入製品:Report Designer

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お客様情報

三井農林株式会社 お客様:三井農林株式会社
業種:各種茶系飲料の原料供給・研究・開発・製造販売
ホームページURL:http://www.mitsui-norin.co.jp/
既存のBIツールをReport Designerで置き換え 150種類の帳票をわずか半年で移行!

Product

Report Designer 次世代オンデマンドレポーティング基盤「Report Designer」

業務帳票から意思決定に役立つオペレーショナルレポートまで、企業内のあらゆるレポーティングに簡単・安価に対応可能なオンデマンドレポーティングソリューション

Interveiw

三井農林株式会社が取り扱う商品の性格上、個々の営業担当者が注文を処理するわけではなく、システムでの一括処理となるため、日々の受注状況などを把握するためには、受注システムのデータを見る必要があります。このため、三井農林では古くから担当者が基幹システムからデータを抽出して活用するという文化が備わっており、1999年には既に本格的なBIシステムを導入していました。

このBIシステムは最終的には300ライセンスまで利用者が拡大し、帳票も1,000種類を超えるなど、非常に活用度の高いシステムでした。
Report DesignerをBIツールとして活用
しかし、三井農林では、BIシステムのリプレースを決断されました。最大の原因は「なんといっても、サポート費用が高すぎたことです。」というのは、三井農林株式会社経営企画本部情報システム部部長の黒鳥 義宣氏。しかし、10年以上利用し、ユーザーも多数いるシステムをリプレースするという決断を下すには、当然大きな不安があります。

黒鳥氏は、「ミツイワさんから使い勝手が良く生産性の高いツールとして Report Designer を提案していただいたので、移行の決断ができました。」と明かしてくれました。

Report Designer は多様なデータベースと直結・間接的に連動してユーザーのニーズに合わせたレポートを手軽に作成できるレポーティングツールですが、それまでのBIシステムで使っていた帳票の多くが Report Designer で置き換えられることが分かったのです。

Report Designer でできない処理については別のシステムを利用することとし、コストを抑えてよりよい環境を整えることができました。
150種類の帳票を半年で移行
Report Designer概要図 まずはそれまで使われたいた1,000種類の帳票を詳細に分析したところ、似通った機能を持つ帳票が多数見つかりました。これは、以前のBIシステムがユーザーに帳票のカスタマイズを許していたためで、オリジナルを修正して派生した帳票が多数を占めていたためです。

これらの重複を排除し、必要と思われる帳票に絞り込んだ結果、150の帳票を移行させる必要があるとの結論に達しました。

この帳票移行作業を担当したのが、当時入社半年だった情報システム部の鈴木朝悦氏ともう一人。たった二人で、150種類の帳票をわずか半年で移行させなければならなかったのです。

「それまでデータベースもBIも触ったことが無かったのですが、 Report Designer は素人にもわかりやすく、取っつきやすかったので助かりました。」と鈴木氏。
生産性の高さが魅力
鈴木氏はさらに、特筆すべきは Report Designer の生産性の高さだと言います。「システムに固有の仕組みや言語を覚えなくて良いので、すぐに開発を始めることができます。特に、帳票を作っていて、ワンクリックで動作確認ができるのが良いです。これで生産性がものすごく伸びましたね。」「最初は何も分からない状況でしたが、いったん作り方を覚えてしまうと、その後はどんどんつくれます。」

黒鳥氏も「 Report Designerは、BIツールとしてできることは限られますが、ほとんどの帳票はそれほど高度な処理は行っていないとうことが分かりましたから、これでも十分に使えます。操作が簡単で覚えやすいので、帳票担当者を増やすことができ、帳票のカスタマイズにも対応できるようになり、ユーザーが帳票をカスタマイズしなくて済むようになりました。」 と、全社的に効率を上げることができたと指摘しています。
一番使われている帳票は売上管理レポート
冒頭に書いたように、受注状況を把握するためにはシステムのデータが必要なため、売上管理レポートは最も利用頻度が高い帳票です。営業担当者は毎日何回もこのレポートを利用しますし、物流など他の部門からも参照されます。

一方、せっかく移行したのに使われていない帳票も、やはり一定数あるとのことです。精査の難しさを示す例といえるでしょう。

Report Designer への移行後は、ユーザーが帳票を直接カスタマイズできないこともあり、帳票の種類は移行した当時の150種類から、今でもあまり増えていないそうです。移行の際の絞り込みの効果と、修正の要望を取り入れながら使いやすいように常に改善を続けていることが要因と考えられます。

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将来は営業支援やワークフローの一部として利用したい
黒鳥氏は、Report Designer の使いやすさ、生産性の高さを活かし、将来は他のシステムにも利用を広げたいと考えています。「具体的には、営業支援へのデータ入力や申請書作成の省力化に使えないかと考えています。営業支援やワークフローシステムへのデータ入力時に、基本的なデータや過去の経緯などは最初から入力された状態でフォームを出すことができれば、ユーザーの負担を減らすことができます。この部分に Report Designer を使えないかと考えているのです。」

Report Designer の活用分野は、単なる帳票システムの枠を超えて広がっていきます。
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