HDD 暗号化と指紋認証を組み合わせて業務効率とセキュリティを確保

導入製品:SecureDoc

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お客様情報

株式会社 ビーイング お客様:株式会社 ビーイング
業種:システム開発及びパッケージ販売
ホームページURL:http://www.beingcorp.co.jp/
SecureDoc(HDD暗号化)とEikon(指紋認証)による 業務効率とセキュリティを確保を実現。

HDD 暗号化と指紋認証を組み合わせて業務効率とセキュリティを確保

「セキュリティは社員を守るためのもの」

世の中で相次ぐ情報漏えい事件に危機感を強め、検討を開始

株式会社ビーイングの主力商品は、土木工事積算システムの「Gaia」シリーズです。1984 年にビーイングを創業した津田社長が、顧客のニーズに応えることのできない当時の土木積算シス テムを見て開発を決意したのが始まりです。以来、お客様の立場に立ったソフトウェア開発を続けて来ました。

ソフトウェアの営業活動は、デモンストレーションが中心になります。ノートPC にソフトウェアをインストールし、社外に持ち出すことが多くなりますが、同じPC には業務上必要な機密情報も 多く含まれることになります。昨今では、こういった情報が漏えいするリスクが高まってきていました。

「ノートPC を持ち歩いている以上、盗難や紛失は、起こり得ることです。昨今の情報漏えい事件を見るにつけ、人ごとではない、という危機感が強まっていました。」と、情報システム課の繁原氏は言います。

社員もまた、情報漏えいの被害者である。

ビーイングのセキュリティに対する考え方は独自です。「誰も、わざとPCを盗まれたり、無くしたりしようと考えてはいません。情報が漏えいして事件になったときに、当事者の社員もまた、大変な被害を被ることになります。セキュリティの強化は、社員を救うためでもあるのです。」(関根氏)ここまで社員目線の会社はなかなか無いのではないでしょうか。欧米では、「人を見たら泥棒と思え」といった考えに基づくセキュリティソリューションを見かけることもありますが、ビーイング の考え方は珍しいといえるでしょう。

まずはHDD暗号化の導入を決定

お客様写真 一口に情報漏えい防止と言っても、電子メールやファイル転送時の漏えいなど、対策すべきポイントはたくさんあります。しかし、ビーイングでは、まずはノートPC 上のデータの保護が最優先であると考えたのです。

「弊社の営業担当は、ノートPC を持ち歩いて仕事をすることが多いんです。お客様訪問の合間を縫って仕事をすることで、業務効率が上がります。ですが、ノートPC の持ち出しには、情報漏えいの危険が付きまとうのも事実。業務効率を下げずに、セキュリティを確保できるソリューションを導入する必要があり、HDD の暗号化が弊社の運用に最適なソリューションなのでは、と考えました。」(繁原氏)

HDD 暗号化は、HDDを丸ごと暗号化してしまう技術です。HDD 全体が暗号化されているため、PC からHDD を取り出して他のPC に接続しても、内容を読み出すことはできません。紛失や 盗難に対して、最も強力な対策ということになります。OS をブートする前に認証が必要となりますから、ハッキングツールなども使うことはできないのです。

十分な検証を行い、4 社の中からSecureDoc を選択。
世の中には「HDD 暗号化ならこれ!」という製品を含め、数多くのHDD暗号化製品がある。しかしビーイングでは、有名だから、という観点では考えませんでした。どの製品が自社の運用にマッチするのかを見極めるため、検証には十分な時間をかけたそうです。

「HDD 暗号化製品を決定するためにかなりの時間をかけました。製品を決定して、もう発注しよう、という段階になって、指紋認証も追加しよう、ということになり、最終導入まではさらに時間をかけました。」その間、様々な質問やメーカーへの要望などを変わることなくサポートしてくれたミツイワには感謝していると言うお言葉を頂きました。

「以前在籍していた会社でHDD暗号化製品を使っていた、という社員からもいろいろ話を聞きました。最終的にその製品は採用しませんでした。機能的に疑問点があったからです。」「SecureDocは、他社製品に比べて後発なので、機能的には最も充実しているという印象です。さらにミツイワさんのサポート力も評価して、最終的に決定しました。」
指紋認証でセキュリティをさらに強固に
指紋認証 HDD暗号化をSecureDoc に決定して、いざ導入となった段階で、指紋認証も検討することとなりました。パスワードだけでは十分なセキュリティレベルを確保できない、との理由からです。し かしその一方で、ユーザーの利便性を考えると、パスワードの入力は一回で済ませたい、という要望もありました。

つまり、SecureDoc とWindowsへのシングルサインオンが必要となったのです。このときにも、ミツイワがUPEKのEikon(指紋認証トークン)を提案し、検証の結果満足のいく結果が得られた と言うことです。

最後に「長期にわたる検討にも丁寧に対応していただいたので、本当に助かりました。」と言っていただけたのは、ミツイワにとって本当にありがたいお言葉でした。
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