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スペイン発「SALTO(サルト)」のサービス販売を強化

Press release
報道関係各位

ミツイワがスペイン発「SALTO(サルト)」のサービス販売を強化

 


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ミツイワ株式会社(本社:東京渋谷区、代表取締役社長:羅本礼二、以下:ミツイワ)は、世界シェアトップレベルのアクセスコントロールシステムメーカーであるサルトシステムズ社のアクセスコントロールシステム「SALTO(サルト)」で施設運営や鍵管理の課題解決をサポートするサービスの販売を強化します。

■背景

2017年における個人情報保護法の改正や、情報漏洩対策、入退室管理、フードディフェンスなど、近年、建物や施設に対する防犯対策の意識が高まっています。ミツイワは、SALTOの日本国内の販売代理店として2018年にスペイン大使館にて日本国内における販売代理店契約を締結し、現在までにレンタルオフィスや博物館、オフィス等、様々な施設にSALTOを導入しました。その蓄積された実績やノウハウを活かし、人材不足やフィジカルセキュリティの強化、コスト削減、デザイン性など、各種施設の運営や鍵の管理における多様化する課題に対応します。

 

SALTOの概要

SALTOは、世界28カ国に拠点をもつ世界第2位のアクセスコントロールシステムメーカーであるスペイン・サルトシステムズ社が開発した、ICカードやスマートフォンを使って入退室管理を実現するアクセスコントロールシステムです。施設の共有設備の利用(アクセス)において、エレベーターや自動ドア等も一元的にコントロールすることができます。また警備システムや防犯カメラ、火災報知器、生体認証装置等、既存の防犯・共有設備に連携が可能です。また、ワイヤレスの製品もあるため、ドア周りの配線工事を不要にし、低価格に導入することもできます。現在までに約90カ国、500万以上のドアに導入され、レジャー・商業施設、教育機関、医療現場、空港など、多様な業界を支援しています。

SALTOは、従来のメカニカルシリンダーは不要になり、鍵に当たるICカードやスマートフォンなどの認証キーは自由に追加発行、削除できます。そのため、フィジカルセキュリティ面では鍵の紛失・不正な複製やピッキングなどの不正侵入回避、ロジカルセキュリティ面ではアクセス履歴の取得による管理台帳の運用コスト削減、記入漏れ・改ざんの回避ができます。運用面では、鍵の受渡しや交換業務工数の低減など、安全性と利便性の両面を向上します。

 

■SALTOの特長

その1:既存設備に導入可能、オールインワンの詳細なアクセスコントロールシステム

SALTOは、アクセスコントロールを実現するための認証装置、錠前、サーバにインストールするソフトウェアをワンストップで提供します。また、専用の制御装置(コントロールユニット、以下:CU)を介して他社製の錠前やエレベーター、自動扉等の既存設備を一元的に制御できるため、新築施設だけでなく、既存施設への効率的な追加投資が可能です。認証に必要なキーはICカードの他、用途によってタグ型やブレスレッド型のキーから選べます。また、キーを持ち歩く従来の鍵運用に加え、サーバの操作でオンライン製品を遠隔制御したり、スマートフォンのアプリでキーをダウンロードしたり、キー自体を持ち歩かない運用方法も選択できます。

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SALTOの認証キー。ICカード(左)の他、タグ型(中央左)やブレスレッド型(中央右)
スマートフォンのアプリ等、シチュエーションや用途に合わせて様々な種類を選択できます。

 

その2:多彩な製品群とSALTOの革新的技術「SALTO Virtual Network(サルト・バーチャル・ネットワーク)」

SALTOは、社内LAN経由でサーバと通信を行うオンライン管理が可能です。また、ネットワークがない場所でも使用できるスタンドアロン型の製品も揃えており、設置環境やご希望の運用に併せて多彩な構成を選択することができます。認証キーがデータを運ぶ通信技術DATA ON CARD(データオンカード)により、SALTOの管理に必要な情報は、認証キーに記録させることができます。DATA ON CARDによって構成される仮想ネットワーク「SALTO Virtual NetworkSVN)」管理ソフトウェアとオフライン電子錠間の通信を実現します。そのためスタンドアロン型の製品も、半自動的に管理を行うことができます。

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構成例(上図も併せてご参照ください)

  1. 施設利用者の共通の出入口にオンラインカードリーダーを設置する。
  2. 施設内の各個室にはスタンドアロン型の製品を設置する。
  3. スタンドアロン型の製品とソフトウェアは、SVNを活用し出入口のオンラインカードリーダーを中継役として、認証キーが相互に情報を受け渡すことで通信を実現させる。

 

このような構成は、例えばホテルやレンタルオフィス等、施設内において多くの扉を管理する必要がある場合に、大きな効果を発揮します。複数の企業が入居するテナントビルにおいても、ロビーのセキュリティゲートやエレベーターのアクセスをSALTOで制御することにより、ビルの入り口から自社フロアまで、専用のセキュリティ動線を確保します。設置する場所や要求されるセキュリティレベルに合わせて、ユーザーに幅広い選択肢を提供し、初期導入における過剰投資を避けながら、費用対効果の最大化を図ることができます。

 

その3:既存設備の活用

SALTOの最大の特長は、自社製品だけでなく、CUを利用して他社製の設備も制御できることです。他社の電気錠や防犯カメラ、生体認証装置、警備システム等の防犯設備や、エレベーターや自動ドア、セキュリティゲート等の施設装備と連携し、多様な設備の管理をサーバで一元的に実現します。

CUは、専用のカードリーダーのアクセスを受け、制御対象の設備へ制御信号を渡す中継器(リレー)として機能します。これにより、施設内の入退館や設備利用に必要な認証をSALTOの認証キーに統合する、エレベーターや防犯カメラと連携する等、あらゆる施設の運営・管理課題に解決します。例えば、SALTOへのアクセスをトリガーとして防犯カメラの録画を開始する等の構成を取ることで、ストレージ容量を節約しつつ、必要なタイミングを逃さず録画することができます。

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SALTO XS4シリーズ “CU(制御装置)”(左)。
専用のカードリーダー(右)をユーザーインターフェースとして、他社製の設備の制御を可能にする。

 

ミツイワは、SALTO導入サポートに加え、他の防犯設備やサーバ・ネットワーク機器、およびサービス導入に必要な設置工事やソフトウェア設計も併せたトータルソリューション提供し、ホテル、レンタルオフィス、庁舎・役所施設など、様々な施設におけるフィジカルセキュリティの強化や運用の効率化を実現します。

 

<ご参考>

サルトシステムズ社の中核技術「SALTO Virtual NetworkSVN)」について、詳しくは下記リンクをご覧ください。
https://www.mitsuiwa.co.jp/solutions/salto/saltoxs4/

 

<サルトシステムズ社について>

設立:2001
従業員数:530
事業概要:電子錠の開発および製造
販売実績:世界で約90カ国、200万ドア以上の販売実績
販売市場:商業施設、スポーツ施設、ホテル、政府機関、学校、病院、空港、住宅
本社:スペイン サンセバスティアン
URLhttp://www.saltosystems.com/

 

<ミツイワ株式会社について>

ミツイワ株式会社(所在地:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷 3-15-6)は、19647月の創業以来50年以上に渡り、お客様ニーズへの対応を積極的に図りながら、ICTシステムにおいては企画、構築からサポートまでトータルに対応できる体制を築いてきました。1981年の電子デバイス事業への進出以降、ICTサービス事業と電子デバイス事業を2つの柱にお客様とともに成長し、それぞれのフィールドで多くのお客様から厚い信頼を頂いています。近年では、スマートファクトリー事業、IoTソリューション事業、エネルギーソリューション事業、ミャンマー連邦共和国でのICTサービス事業の展開など新規分野へも積極的に取り組み、さまざまな企業規模、業種のお客様に向けて包括的なサービスを展開しています。詳しくは https://www.mitsuiwa.co.jp/ をご覧ください。

 

<本件に関する報道機関からのお問い合わせ先>
ミツイワ株式会社 総務部 広報チーム
TEL(代表):03-3407-2181
お問い合わせフォーム:https://www.mitsuiwa.co.jp/contact/

 

<本件に関する一般のお客様からのお問い合わせ先>
ミツイワ株式会社 ビジネス推進本部 セキュリティビジネス推進部
TEL(部門直通):03-3407-2183
Eメール:SecurityBizDept@mitsuiwa.co.jp

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