Press Release
報道関係者各位
ミツイワ株式会社
ミツイワが「SALTO(サルト)」を活用して施設運営、鍵管理の課題解決のサポートを開始
~ 世界中で実績のあるアクセスコントロールシステムで各種の課題をスマート解決 ~
ミツイワ株式会社(本社:東京渋谷区、代表取締役社長:羅本礼二、以下ミツイワ)は、スペイン発のアクセスコントロールシステム「SALTO(サルト)」で施設運営や鍵管理の課題解決をサポートするサービスを、本日より開始いたします。ミツイワは、SALTOの国内販売代理店として2018年にプレス発表してからこれまでの間、レンタルオフィスや博物館、オフィス等で多くの実績を積み重ねて参りました。その経験を通して蓄積されたノウハウを活かし、人材不足への対応やフィジカルセキュリティの強化を求められる世の中において、各種施設の運営や鍵の管理にまつわる多様化する課題にお応えして参ります。
■SALTOとは
SALTOは、スペインのサルトシステムズ社が開発した、アクセスコントロールシステムです。世界で約90カ国、200万ドア以上の販売実績を誇り、ICカードやスマートフォンを使って入退室管理を実現します。また、施設のエレベーターや自動ドア等、共有設備の利用(アクセス)を自在にコントロールする他、警備システムや防犯カメラ・生体認証装置等の防犯設備と連携を行うことで施設運営や鍵管理に関する様々な課題を解決いたします。
SALTOでは、従来のメカニカルシリンダーは不要になり、鍵に当たるICカードやスマートフォンなどの認証キーは自由に追加発行、削除ができます。そのため、セキュリティ面では鍵の紛失リスクやピッキング被害を回避し、運用面では鍵の受渡しや交換業務を低減するなど、安全性と利便性の両面において成果を期待できます。他にも、施設運営や鍵管理に関する課題解決の一例として、以下のような運用を実現します。
- ①SALTOでは、予め登録されたスケジュールで自動的に扉の施解錠を行うことができます。この機能によって、商業施設やオフィスビル等における警備員の巡回業務の効率化を期待できます。
- ②複数の企業が入居するテナントビルにおいて、ロビーのセキュリティゲートやエレベーターのアクセスをSALTOで制御することにより、ビルの入り口から自社フロアまで、専用のセキュリティ動線を確保することが可能です。
- ③扉(SALTO)へのアクセスをトリガーとして防犯カメラの録画を開始する等の構成を取ることで、ストレージ容量を節約しつつ、必要なタイミングを逃さず録画を行うことができます。
■SALTOの特長
その1:オールインワンのアクセスコントロールシステム
SALTOは、アクセスコントロールを実現するための認証装置、錠前、サーバにインストールするソフトウェアをワンストップで提供いたします。また、専用の制御装置(コントロールユニット、以下、CU)を介して他社製の錠前やエレベーター、自動扉等の既存設備を制御できるため(詳細後述)、新築施設だけでなく、既存施設への追加投資においても大きな投資対効果を期待することができます。
認証に必要なキーはICカードの他、用途によってタグ型やブレスレッド型のキーをお選びいただけます。その他、キー自地からキーをダウンロードする等、そもそもキーを持ち歩かない運用方法を選択できることも、SALTOの強みです。
その2:多彩な製品群とSALTOの革新的技術「SALTO Virtual Network(サルト・バーチャル・ネットワーク)」
SALTOの製品は、社内LAN経由でサーバと通信を行うオンライン管理を基本とします。また、ネットワークがない場所でも使用できるスタンドアロン型の製品も揃えており、設置環境やご希望の運用に併せて多彩な構成を選択することができます。
SALTO製品の管理に必要な情報は、認証キーに記録させることができます。そのため、スタンドアロン型の製品も、以下のような構成で半自動的に管理を行うことができます。
構成例(上図も併せてご参照ください)
- ①施設利用者の共通の出入口にオンラインカードリーダーを設置する。
- ②施設内の各個室にはスタンドアロン型の製品を設置する。
- ③スタンドアロン型の製品とソフトウェアは、出入口のオンラインカードリーダーが中継役となり、認証キーが相互に情報を受け渡すことで通信を実現させる(SALTO Virtual Network)。
このような構成は、例えばホテルやレンタルオフィス等、施設内において多くの扉を管理する必要がある場合に、大きな効果を発揮します。
このようにしてSALTOは、設置する場所や要求されるセキュリティレベルに合わせて、ユーザーに幅広い選択肢を提供し、初期導入における過剰投資を避けながら、費用対効果の最大化を図ることができます。
その3:既存設備の活用
SALTOの最大の特長は、自身の製品群だけでなく、他社製の設備の制御までも可能にする点にあります。防犯設備としては電気錠やカメラ、生体認証装置、警備システム等、施設の設備としてはエレベーターや自動ドア、セキュリティゲート等、数多くの設備の管理をサーバで一元的に行うことができます。他社製の設備の制御には、CUを利用します。
CUは、専用のカードリーダーのアクセスを受け、制御対象の設備へ制御信号を渡す中継器(リレー)の役割を果たします。これにより、施設内の入退館や設備利用に必要な認証をSALTOの認証キーに統合する、エレベーターや防犯カメラと連携する(詳細前述)等、施設の運営・管理課題に対し、幅広い提案を可能にいたします。また、ミツイワでは、SALTOだけでなく、他の防犯設備やサーバ・ネットワーク機器および、導入に必要な設置工事やSE作業も併せて提供いたします。
■サルトシステムズ社について
<ミツイワ株式会社について>
ミツイワ株式会社(所在地:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷 3-15-6)は、1964年7月の創業以来50年以上に渡り、お客様ニーズへの対応を積極的に図りながら、ICTシステムにおいては企画、構築からサポートまでトータルに対応できる体制を築いてきました。1981年の電子デバイス事業への進出以降、ICTサービス事業と電子デバイス事業を2つの柱にお客様とともに成長し、それぞれのフィールドで多くのお客様から厚い信頼を頂いています。近年では、スマートファクトリー事業、IoTソリューション事業、エネルギーソリューション事業、ミャンマー連邦共和国でのICTサービス事業の展開など新規分野へも積極的に取り組み、さまざまな企業規模、業種のお客様に向けて包括的なサービスを展開しています。
詳しくは
https://www.mitsuiwa.co.jp/をご覧ください。
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