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ミツイワからのお知らせをご案内します。
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Press Release
報道関係者各位
2017年4月25日
ミツイワとコネクトフリーがIoT事業で業務提携
~2021年度に11兆237億円と予測される(*)IoTネットワーク市場に向けた共同事業を推進~
ミツイワ株式会社 コネクトフリー株式会社
ミツイワ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:羅本礼二)とコネクトフリー株式会社(本社:京都府京都市、社長:帝都久利寿)は、IoT(インターネット・オブ・シングス)市場向けのネットワークビジネスにおいて、営業と技術サポートに関する業務提携並びに資本提携をしました。
両社は、コネクトフリーが開発した自律型でセキュアなネットワーク技術「EVER™ (Elastic Versatile Encrypted Relay)」を活用したIoTビジネスを共同で推進します。EVER™は膨大な数のデバイスが接続されたIoTネットークの課題に対して、低コストで安心安全なネットワーク環境が構築可能です。また柔軟でかつ多目的な暗号化認証済中継方式により、回線障害時に自動で回避して経路を確保できる機能を備え、大規模な災害時に対しても強いネットワーク環境となります。
ミツイワは、IoTビジネス拡大のためにEVER™を採用した新ビジネスを長年のIT市場の経験と実績を活かして展開していきます。<背景>
今、あらゆるものがネットワークにつながるIoTが急速に市場拡大する傾向にあります。それに伴い、IoTデバイスの数が飛躍的増加する見込みで、2020年には500億デバイス、2025年には1兆デバイスへ飛躍的に増加すると予想されています。
IoTの普及に伴い、安心安全な通信手段の確保が課題となります。通信するデバイスが膨大になれば、人手によるデバイスの管理は複雑になり、セキュリティリスクが高まる問題が発生します。
<業務提携の概要>
ソフトウエアベンチャーであるコネクトフリーは、独自開発による暗号認証技術EVER™によって機器間における自律的通信を可能にします。このEVER™の採用により、ネットワークに簡単なプロセスで安全安心な通信が可能となり、しかも低コストで実現できます。
ミツイワはEVER™の活用により電子デバイス事業を拡大すると共に、長年にわたるITインフラ構築技術を活かして市場開拓をしていきます。
コネクトフリーは、EVER™のライセンス販売に有力なチャネルの確保により、技術開発、マーケティング業務に注力しながら、EVER™のビジネスを発展させていきます。
<EVER/IP®について>
EVER/IP®は、コネクトフリー開発した新方式で、専用の通信プロトコル(手順)でサーバーを介さずに交信します。従来のIPv6とOS上では互換性があるため、新たなアプリケーション開発やインフラの敷設は必要ありません。EVER/IP®を搭載する機器が、周囲の機器と通信して「自律的に」稼働する仕組みのため、第三者(サーバー)を必要とせずに、簡潔でセキュアな認証によるメッシュネットワーク通信を行います。
たとえば、今までセキュリティやエンジニア不足によりネットワーク化が遅れていた工場間のネットワーク化にも利用することができます。他にも、センサーと組み合わせることにより、ビルや道路、ガスパイプラインなどのゆがみを常時監視して大事故を防げます。医療機器に搭載して患者一人ひとりの状態を把握して異常があった場合にすぐにアラームを鳴らすこともできます。
<コネクトフリー 帝都社長のコメント>
「ミツイワとコネクトフリーがパートナーシップを締結したことにより日本の大企業が安心してIoT化に参入する準備が整いました。コネクトフリーの魅力的なIP通信技術EVER/IP®とミツイワの全国営業ネットワークの力をお借りすることにより多様なIoT推進をサポートし、皆様のお力となれるよう尽力してまいります。このパートナーシップはコネクトフリーとミツイワだけが提供できる革命をもたらす一歩となります」
<ミツイワ 羅本社長のコメント>
「先進的な技術力を有するコネクトフリーが独自開発したEVER™は、IoTソリューションとして低コスト化とセキュリティの確保を実現します。本提携により、50年以上にわたりお客様の必要とするICTソリューションと電子デバイスを提供してきた当社のサービスサポート体制とコネクトフリーの画期的な技術を組み合わせることによって、IoT時代の新たなニーズに応えるサービスを展開することが可能となります。」
<関連情報>
■ミツイワ株式会社
■コネクトフリー株式会社
・所在地:京都府京都市
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