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Press Release
報道関係者各位
2016年6月2日
ミツイワ、ミャンマーで合弁事業を展開 〜ミャンマーの最大手IT企業のACE社と合弁企業を設立〜
ミツイワ株式会社
ミツイワ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:羅本礼二)とACE Data Systems Ltd.(本社:ミャンマー連邦共和国(以下、ミャンマー)ヤンゴン市、会長:U Thein Oo、以下ACE社と略す)は、ミャンマーのIT市場の成長に対応するために、合弁会社「 Mitsuiwa-ACE Engineering Ltd.」(本社:ヤンゴン市、Managing Director:羅本礼二)を設立しました。
■背景と目的
ミャンマーは本年3月末にアウン・サン・スー・チー氏の率いる新政権が誕生し、民主化による経済政策が強化されたことにより、今後高い経済成長が期待されています。日本企業の進出が増加することも見込まれており、現地での経済・産業活動を支えるITインフラの整備とその需要が高まっています。
これまで、ミャンマーの現地IT企業は、大規模なシステム構築・運用をした経験が少なく、急成長する市場のニーズに独自で対応するのが難しい状況です。
そこでミツイワは、国内で多数の企業へICTサービスを提供してきた長年の経験と実績を活かして、ミャンマーの経済成長を支えるICTインフラの強化に向けて協力することにしました。
本提携にあたり、過去3年間ミャンマーへの視察・調査を進め、ミャンマーの有力な実業家であり、ACEグループのトップであるU Thein Oo会長と信頼関係を深めてきました。そして、急速なIT市場の拡大・成長へ対応し、ミャンマーの産業育成に協力するために、ACE社と合弁事業を展開することになりました。
ミツイワは、これまでの海外事業として、シンガポールを拠点としたアジア地域向けのデバイス事業を展開してきましたが、ICTサービスにおける海外展開は初めてとなります。
■事業の展開
ミツイワは、ミャンマー最大手のシステム開発会社であるACE社と、Mitsuiwa-ACE Engineering Ltd.を設立して合弁事業を開始しました。
ミツイワは、資本金500,000$の49%を出資し、羅本礼二社長が合弁会社の経営責任者に就任しました。
合弁会社は、ミツイワのサーバーおよびネットワークのシステム構築や、情報セキュリティの技術を活かして、ミャンマーでのシステムの構築、運用、サポートなど展開します。特に日本企業の進出に対応して、高品質なICTサービスを提供できるようにしていきます。またミツイワは、日本人技術者を派遣して、現地に根付いた活動により、ミャンマーへの技術移転や指導および人材育成を担っていきます。
ACEはミャンマー国内最大手のIT企業としての実績に加え、合弁事業を通して質の高いICTサービスを提供することにより事業の強化を目指します。
ミツイワは、日本での豊富な経験を活かした技術協力により、ミャンマーのIT産業の発展に貢献していきます。
<関連情報>
■合弁会社の概要(MAE Company Profile)
・商 号:Mitsuiwa-ACE Engineering Ltd.
・所 在 地 :MICT Park, Yangon, Myanmar(ミャンマー連邦共和国ヤンゴン市)
・役 員:U Thein Oo(Chairman)
羅本礼二(Managing Director)
・資 本 金 :500,000$
・出資比率:ACE Data Systems:50%、ミツイワ:49%、他:1%
・設 立 日 :2016年4月1日
・従業員数:約19名
・事業内容:ICTサービス、サポート、リソース開発、コンサルティング
■ACEについて
ACE社は1992年に設立された、ミャンマー最大手のシステム開発会社です。
銀行、ホテル、小売、保険等の顧客向けに、ソフトウェア開発、ICTコンサルティング、システムインテグレーション、外国企業のアウトソーシング開発などのサービスを提供しています。
現在では多数の日系企業や世界的なIT企業とも提携し、証券システムの開発や様々なアプリケーション開発など、幅広い事業を展開しています。
・ウェブサイト:http://acedatasystems.com/
■ミツイワ株式会社
・所 在 地 :東京都渋谷区渋谷3-15-6▼本件の報道に関するお問合せ:
ミツイワ株式会社 総務部 担当:高尾・堀口